今春より開催させていただいておりました、ブルネロ クチネリ 表参道店での当社の展示は、本日を持ちまして終了させていただきます。
以前も記しましたが、ブルネロ クチネリ の皆さんには本当に多くのことを学ばせていただきました。
間違いなく、この出会いは私の価値観を豊かにしてくれました。
そしてなんと、ニュースでも取り上げられましたが、今年はブルネロ クチネリ会長ご本人も来日され、私も直接御礼をお伝えすることができたのです。優しく抱擁してくれたこと、一生忘れません。
さて、昨年からイベントやボランティア、商品展示など多くのご協力をいただきましたが、ブルネロ クチネリさんたちに紹介できている職人さんはまだ多くありません。
これからも能登との御縁は続くことと信じておりますので、ぜひ当社の作品を製作している職人さんたちにも会いに来てください。
もちろん、ブルネロクチネリさんたちだけでなく、どなたも歓迎いたします。
いま輪島は公費解体も終盤に差しかかり、新たなフェーズに向かおうとしています。
見た目ではわかりづかいかもしれませんが、住む場や仕事などあらゆる面で決断を迫られています。
誰かに助けてほしいと思っている人は、まだ能登にはたくさんいます。
そんななか、昨夜ブルネロ クチネリ会長が話してくれた言葉に、また背中を押されました。
「みんな、上を向こうじゃないか。美しい星を見上げよう。
日本は素晴らしい国だ。下を向いてばかりいるのはもったいない。」
あー、おっしゃる通り。
震災後の自然の景色をみて、やっぱり美しいと思ってしまうのです。
だから、能登が好き。だから立ち上がらなきゃ。
ブルネロ クチネリの皆さん、本当にありがとうございました。
また一緒に作品を紹介できる日を、楽しみにしております。






